巨人軍は復活できるのか、高橋新監督の試練
「巨人軍は永遠に不滅です」これは国民栄誉賞を序章した長嶋茂雄氏の、引退試合での有名な一文です。 しかし現在の巨人軍は苦境に立たされています。それは野球そのものの事ではなく、昨年末に発覚した野球賭博の一連の問題です。
巨人に所属してた三人の投手が、高校野球やプロ野球等を賭けの対象としていたり、それ以外にも賭けマージャンやバカラなどをしていたと告発されました。
勿論賭博は反社会行為ですし、野球少年の憧れでしかも日本プロ野球の一番の人気チームである巨人から、そんな選手が出たことは大きな衝撃でした。また巨人ではそれ以外にも、試合中の円陣をした際に、その後試合に勝つと円陣で声を出した選手が皆からお金を貰い、負ければ逆に皆に払うという賭博行為も発覚しました。
それに高橋由伸新監督が就任した後も、新たに野球賭博に関わっていた投手が見つかるなど、巨人の凋落は止まりません。初代オーナー故正力松太郎氏の「巨人軍は紳士たれ」という言葉が、むなしく聞こえます。果たして高橋監督のもとファンへの贖罪と、新生は叶うのでしょうか。