バントの名選手 奈良原 浩

奈良原 浩というプロ野球選手をご存知ですか? 知っていらっしゃる方は長年のプロ野球ファンの方なのではないでしょうか。 奈良原 浩選手は西武ライオンズに入団し、その黄金期に活躍をしました。 ただその活躍というのはレギュラーとしてではなく、どちらかと言うとサブ、控えの選手としてでした。

そのため勝っている試合で終盤に出る守備固め、あるいは代走としての出場が多く打数が多いとは言えません。 ただその中でも、彼は215というバントの数を誇ります。 この記録は10位の内に入っているわけではありませんが、その打席数を考慮すると非常に安定した成功率を誇っていると言えるでしょう。

すなわち、記録では見えないバントの名選手と言えるのではないかと思います。 そして彼はそのバントの安定感、また守備や走塁の技術からチームになくてはならないユーティリティプレーヤーとして機能しました。

その経験、そしてその実直な性格から、今彼は日本代表のコーチになるまでに至りました。 そんな彼が今後、どのようなスタープレーヤーを育てるのか非常に楽しみなところです。