バントで盛り上げた川相 昌弘
野球の試合では、豪快なホームランや豪速球で三振に打ち取るプレーなどが注目されがちですが、決して派手ではなくても、非常に重要になってくるプレーというものがあります。
それがバントで、ヒットを狙ったものもありますが、忘れてはならないのが、送りバントです。 これは、自分がヒットを打つことよりも、確実にランナーを進塁させることを優先させたプレーであり、犠打と呼ばれることもあるものです。
そして、このプレーを語る上で必ず名前を出すべき名選手と言えば、川相 昌弘です。川相 昌弘はとにかく犠打にこだわった選手であり、その精度の高さというものは、誰もが知っているほど有名なものです。
野球の試合というのは、とにかくランナーがホームに返ってこなければ話にならないわけですが、そのためにはランナーを得点圏と呼ばれる二塁に到達させることが重要になってきます。
そういった時に犠打が上手い選手がいると、しっかりと二塁に進めることができて、次のバッターのヒットでホームインさせやすくなるわけです。 ちなみに、川相 昌弘は、通算533本という犠牲バントのギネス記録を持っている名選手でもあります。