野球界を代表する名選手の王貞治
王貞治は現役時代に通算で868本ものホームランを打った名選手で、世界的にも有名です。868本という数字は、毎年40本のホームランを放っても約22年かかる記録ですので、とてつもない大記録であると言えます。
また、こういった不滅の大記録を作った背景には、守備も堅実だったという側面が挙げられます。仮に守備が下手ですと、勝っている試合の終盤は守備固めの選手に交代を命じられてその分打席数が減ります。野球人生トータルで考えると、こういった終盤の交代による打席数の減は記録を作る際に不利になるのです。
従って野球界を代表する大記録を作るような選手は、トータル的な野球センスが非常に高いのだということが言えます。
王貞治選手は現役引退後も巨人とダイエーの監督としてチームを優勝に導きましたし、2006年のWBCでは日の丸を背負って日本を世界一に導きました。人間的にも素晴らしく、彼を慕っている野球関係者は非常に多いです。